[an error occurred while processing this directive]
 
【いろいろある金券】
 「金券」と一口で言ってもいろいろあります。
 主なものとして、次のようなものがあげられます。
 切手、印紙、官製はがき、テレホンカード、オレンジカード、イオカード、クオ・カード、高速道路の回数券またはハイウェイカード、ビール券、商品券、ギフト券、図書券、新幹線の回数乗車券、回数割引航空券、旅行クーポン券、宿泊券 ・・・等
【金券管理のポイント】
 以下のポイントに留意して、社内で金券管理に関するルールをきちんと作りこれを徹底させることが必要です。
<ポイント一 : 誰でも持ち出せる状態にしておかない>
 まず、誰もが簡単に持ち出せる状態にしておかないことが必要です。現金と同様に経理責任者や経理担当者の目の届く所で保管するようにしましょう。必ず金庫に保管し、現金と同様に受払簿等で管理します。
<ポイント二 : 払出しは経理責任者または経理担当者が行う>
 日常使用する切手や印紙などは、なるべく経理担当者が管理するようにしましょう。使用する社員にそのつど使用目的等を確認した上で必要枚数を払い出します。回数券やプリペイドカードなどの払出しは、使い切ったカードと引き換えに行いましょう。
<ポイント三 : 払出しは「受払簿」などに記録する>
 高額な金券はもちろんのこと日常使用する切手なども、払出しの際に「受払簿」に記録するようにします。「受払簿」には、次のような事項を記載しましょう。
〔例〕 いつ(払出日)、だれ(使用者)、何のため(使用目的)、何をいくつ(使用内容。例えば、種類や枚数、金額、相手先等) ・・・等
<ポイント四 : 切手類は表示金額ごとに分類する
 切手や収入印紙などは、表示金額の種類ごとに分けておきます。保管は、破損したりしないようにクリアファイルなどに入れておくとよいでしょう。なお切手類を大量・頻繁に使用する企業では、利便性と財産保全の観点から、「郵便料金計器」の導入を検討するのも一案です。
<ポイント五 : 定期的にたな卸を実施する>
 切手や印紙のみならずプリペイドカードなどの金券類については、定期的にたな卸を実施する必要があります。特に決算期末にはその在庫の計上をしなければならないので、必ず実施たな卸をしましょう。
 
金券と一口で言ってもいろいろあります !!
[an error occurred while processing this directive]