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 【「白地手形」の扱いは慎重に  】 |
| 記載しなければならない事項の一つでも欠いた手形は無効とされていますが、実際は、振出人の署名以外の記載事項の一部が記入されずに振り出された手形が多く流通しています。こうした手形を「白地手形」といいます。 |
＜留意事項＞
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白地手形を受け取るときは振り出した相手の事情をよく確かめる |
特に「振出日」「受取人」が空欄であるものが多く見受けられますが、次のようなことが考えられますので、注意してください。
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振出日を空欄にするのは、振出人が長いサイトの手形であることを隠している可能性がある。 |
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受取人欄を空欄にして、受取人が裏書責任を負わないで他人に負わせる。 |
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「手形金額」「支払期日」は白地で振り出さない |
 手形を振り出す際は、記載事項を漏れなく正確に記入します。特に手形金額と支払期日を記載していないと、次のような問題が生じかねないので必ず記載します。
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手形金額を白地で振り出す場合、高額な金額が勝手に記載される恐れがあり、振出人は全責任を負う覚悟が必要。 |
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支払期日が白地だと、いきなり呈示される可能性があることを振出人は覚悟する。 |
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| 注) |
「融通手形」とは、商取引の裏付けのない手形で極めて危険です。融通手形を振り出したとなると信用はなくなります。 |
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| 【手形の裏書人は振出人と同様の責任を負う】 |
持っている手形を他人に譲渡するときに、手形の裏書欄に必要事項を記載することを「裏書き」といいます。また手形を振り出す際、保証の手段として、保証人に第一裏書きをしてもらうこともあります。
＜留意事項＞
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裏書きで回ってきた手形を受け取る際は裏書きが連続していることを確認する |
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裏書きが連続していない手形を取り立てに出しても、「裏書不備」の理由で銀行は支払ってくれません。したがって、裏書きが連続していなかったり、裏書人に不審な点がある場合は受け取らないようにしましょう。 |
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手形の裏書きをする際は慎重に |
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裏書人は振出人と同様の責任を負わなければなりません。このことを肝に銘じておきましょう。 |
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