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【売掛金回収は資金繰りの上でも重要】
 いうまでもなく企業は、事業として商品(製品)の販売やサービスの提供を行い、その代金としての販売やサービスの提供を行い、その代金としての売掛金等を確実に回収し現金化して初めて存続していけるのです。売掛金等の回収が滞ったり、現金化が遅れたりすると資金繰りが苦しくなり、最悪の場合企業は立ちゆかなくなってしまいます。
 売掛金等の回収は、いわば資金繰りの要ともいえるほど重要な事項です。
【売掛金回収の要点】
<ポイント1: 日頃から売掛金の管理体制をきちんとしておく>
 日頃から得意先ごとに売掛金を管理し、請求書を漏れなく発行してきちんと回収していくことが、売掛金を増加させないためにも必要です。
 具体的には、次の事項を必ず実行します。
注文書は必ず発行してもらう
注文書又はそれに代わる書面を発行してもらいます。(電話による注文の場合も、後日注文書をもらう)
注) 電子メールによる注文の場合は、その受信メールをプリントアウトしておきます。
納品の際は必ず受領書を受け取る
受領書に相手先の受領印を必ずもらいます。宅配便等で納品する場合は運送会社の受領書(送り状控え)を保存しておきます。
売上の計上を間違えない
販売した商品等の品名・価格・数量等を間違って計上しないようにします。
クレームには即対処する
返品や値引きがあった場合は素早く処理する
請求漏れのないよう請求書は確実に発行し毎月決まった日に発送する
請求漏れや請求書遅れにより、相手先の支払計画からはずされ回収の遅れにつながります。
集金日には必ず訪問する
集金日に訪問しなかったりすると相手先に支払わない理由を与えるだけでなく、支払いの優先順位を下げられてしまいます。
取り決めた入金日より遅くなったり、請求金額の一部しか入金されていない場合は、その理由を問い合わせる
得意先別の回収計画表を作成し回収状況をきちんと管理する
取引先ごとに取引条件を明確にして、得意先別の回収計画表を毎月作成し、営業担当と連携して取引条件どおりきちんと回収します。
得意先に対する与信限度を見直し、その与信限度内で販売する
「与信限度」とは、売掛金の上限金額のことで、これ以上掛売りをしてはいけないという限界点です。
 
日頃から売掛金の管理体制をきちんとしておきます !!
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